2021年度 競技規則問題集(参考にした問題集)
第2条 競技時間、終了合図、タイムアウト
2-1:白チームのゴールキーパー 1 番がシュートを止め、ボールは転がってアウターゴールラインの外に出た。その直後に自動終了の合図があったが、レフェリーは競技が 5 分早く終了したことに気づいた。プレーヤーがコート上に残っている場合、どのようにして競技を再開するか。
2-2:前半の自動終了合図があった。すぐにレフェリーは、前半が 1 分早く終了したことに気づいた。
2-3:白チームの 11 番がシュートし、黒チームのゴールキーパー 1 番がボールをキャッチした。ちょうどそのときに自動終了合図があったが、レフェリーは後半がまだ 30 秒残っていることをタイムキーパーに指摘した。すべてのプレーヤーはコートに残っている。どのようにして競技を再開するか。
2-4:競技の終了合図の後、白チームがフリースローを行おうとしていた。まず白チームの 3 番が、次に白チームの 4 番がコートから出て交代地域へ戻った。それから白チームの 5 番が、次いで白チームの 6 番がコートに入場した。以下のうち、正しいものはどれか。
2-5:競技の終了直前に、黒チームがフリースローにより直接ゴールを狙った。ボールがゴールに入る寸前に自動終了合図があった。
2-6:競技の終了直前に、黒チームの 2 番が相手のゴールエリアラインに沿ってボールをキャッチしてシュートを打とうとしたが、違反により妨害された。黒チームの 2 番がボールを手から離す前に、競技の終了合図の笛が鳴った。
2-7:前半の終了直前に白チームが 7 m スローを行った。白チームの 9 番が 7 m スローで投げたボールはクロスバーに当たり、そしてゴールの手前およそ 3 m のところに立っているゴールキーパーの背中に当たり、それから黒チームのゴールの中へ入った。ボールがクロスバーからゴールキーパーの背中へと向かう途中に、自動終了合図があった。
2-8:競技時間の終了後に 7 m スローを行うことになった。レフェリーは 7 m スローの直接の結果を待った。どちらのレフェリーが競技を終了させるか。
2-9:いつ競技の開始となるか。
2-10:7 m スローコンテストを行う場合、使用するゴールを決定するのは誰か。
2-11:競技の終了合図の後、黒チームがフリースローを行おうとしていた。スローの実施前に、白チームの 8 番と白チームの 9 番が同時にコートから出て交代地域へ戻った。代わりに白チームの 10 番が、次いで白チームの 11 番がコートに入場した。
2-12:前半の終了直前に白チームの 7 番は、黒チームの 5 番に暴力行為をすると同時に明らかな得点チャンスを妨害した。レフェリーが笛を吹く前に自動終了の合図があった。
2-13:レフェリーが得点を認めた後、その得点を取り消すことができるのはどの時点までか。
2-14:レフェリーが白チームへのスローインを判定した。このとき、白チームのチーム責任者がチームタイムアウトを請求した。
2-15:タイムアウトを取らなければならない状況はどれか。
2-16:白チームの 9 番がシュートし、黒チームのゴールキーパー 12 番がボールをキャッチした。ちょうどそのときに自動終了合図があったが、レフェリーは後半がまだ 30 秒残っていることをタイムキーパーに指摘した。すべてのプレーヤーはコート内に残っている。どのような方法で競技を再開するか。
2-17:後半が終了し 20 対 20 の同点であった。勝敗を決定しなければならない場合、どのような方法で競技を続けるか。
2-18:タイムアウトを取らなければならないのはいつか。
2-19:延長戦を終えても同点の場合、7 m スローコンテストに参加できないのは誰か。
2-20:白チームのゴールキーパー 12 番が競技の終了の 5 秒前にシュートを止め、ボールはゴールエリア上の天井にあたった。黒チームがスローインを行う直前に自動終了合図があった。
2-21:黒チームの 8 番はすでに警告となっていた。チームタイムアウト中に黒チームの 8 番はベンチに座りながら、スポーツマンシップに反する態度でレフェリーに話しかけた。
2-22:7 m スローコンテストの参加資格に関する正しい記述はどれか。
2-23:自動終了合図の後にフリースロー(最後の一投)を行うべき状況になった。黒チームの 9 番は正しい位置につき、白チームのゴールへシュートを打とうとした。黒チームの 9 番がボールを手から離した瞬間に、タイムキーパーが笛を吹いた。この笛によってゴールキーパーはプレーを止めたため、ボールはゴールの中に入った。タイムキーパーは「今、コート内で防御を行っている白チームの 7 番は、フリースローの実施直前に白チームの 6 番と交代してコートに入場した」と説明した。
2-24:白チームの 7 番は、第 2 延長の後半 4 分 0 秒に 2 分間退場となった。白チームのチーム責任者は、7 番を 7 m スローコンテストに参加するよう指名した。
2-25:タイムアウトを取らなければならないのはいつか。
2-26:前半の終了直前に白チームの 7 番は、黒チームの 5 番に対して暴力行為をし、明らかな得点チャンスを妨害した。レフェリーが笛を吹く前に、自動終了合図があった。
2-27:前半の競技終了の合図の後にフリースローを行わなければならない場合、どのプレーヤーが交代できるか。
2-28:競技の終了合図の後にフリースローを行う場合、プレーヤーはどの位置にいなければならないか。
2-29:白チームがボールを所持しているときに、レフェリーはパッシブプレーの予告合図を示した。3 回のパスの後、白チームの 5 番はゴールに向けてシュートを打ったが、黒チームの 2 番にブロックされた。ボールは白チームの 5 番のところへ戻ってきたので、それを拾い上げ、白チームの 9 番にパスをした。何回のパスが完了しているか。
2-30:前半の終了合図の笛が 1 分早かった。笛が鳴ったとき、どちらのチームもボールを所持しておらず、また、規則違反もなかった(ボールはプレーイングエリアの床の上にあった)。両チームはまだコート内に残っていた。
2-31:前半が 1 分早く終了した。そのとき規則違反はなく、ボールはゴールエリア上の空中にあった。笛の合図の後、ゴールキーパーがボールをキャッチした。両チームのプレーヤーはまだコート内に残っていた。
2-32:前半が 1 分早く終了した。そのとき規則違反はなく、ボールはゴールエリア上の空中にあった。笛の合図の後、ボールはアウターゴールラインを通過してコート外へ出た。両チームのプレーヤーはまだコート内に残っていた。
2-33:白チームが得点を決めた。クイックスローオフを行うため、黒チーム 5 番はセンターラインに向かってボールを素早くドリブルした。黒チームの 5 番が白チームの 3 番の前を通り過ぎようとしたとき、白チームの 3 番は開いた片手で黒チームの 5 番からボールを払い落とした。ボールは黒チームの 5 番の足に当たり、センターラインを越えて、相手チームのコートの奥まで転がっていった。
2-34:必ずしもタイムアウトを取る必要がない状況はどれか
2-35:チームタイムアウトを請求できるのは誰か。
2-36:チームタイムアウトに関する正しい記述はどれか。
2-37:白チームがボールを所持していた。黒チームのチーム役員 C は、タイムキーパーの目 の前の机の上にグリーンカードを置いてチームタイムアウトを請求した。
2-38:黒チームの 3 番がシュートを打った。しかし、ボールは誰にも触れられることなくゴ ールエリア内の床で止まった。それと同時に、黒チームのチーム責任者がチームタイ ムアウトを請求した。
2-39:白チームの 6 番は速攻でジャンプシュートを打って、黒チームのゴールエリア内に倒 れこんだ。シュートは黒チームのゴールキーパー 12 番に止められたが、白チームの 11 番はリバウンドを拾い、白チーム 6 番が彼自身とゴールキーパーとの間にまだ倒 れている状態でシュートを打ち、得点を決めた。
2-40:白チームが攻撃中、白チームのチーム役員 A が、この残念なタイミングでチームタイ ムアウトを請求したことを示した。どのようにして競技を再開するか。
2-41:白チームがボールを所持しているときに、チームタイムアウトを請求した。場内が騒 がしかったため、レフェリーはタイムキーパーの笛の合図に気が付かなかった。10 秒 ほどして黒チームがボールを所持したときに、ようやくレフェリーが笛の合図に気が 付いた。
2-42:第 2 延長の後半 3 分 00 秒に、白チームの 7 番は 2 分間退場となった。その後、 競技は同点のまま終了し、規定により 7 m スローコンテストを実施することになっ た。白チームの役員は、自チームの 7 番を 7 m スローコンテストに指名し、7 番は シュートを決めた。
2-43:後半 25 分 00 秒に、白チームのチーム責任者が、この試合 2 回目のチームタイムア ウトを請求した。後半 29 分 00 秒、同じチームのチーム責任者が 3 回目のチームア ウトを請求した。
2-44:白チームが攻撃中、白チームのチーム役員 A がチームタイムアウトを請求するために オフィシャル席に行き、タイムキーパーの目の前の机の上にグリーンカードを置いた。 ちょうどそのときに白チームの 4 番がシュートを打ち、得点を決めた。タイムキーパ ーは、ボールが黒チームのゴールラインを通過した直後に、チームタイムアウトの笛 を鳴らした。
2-45:後半 25 分 10 秒に、白チームは 2 回目のチームタイムアウトを請求した。後半 29 分 25 秒、白チームがボールを所持しているときに、白チームのチーム役員 A が 3 回目のチームタイムアウトを請求するため、タイムキーパーの目の前の机の上にグリ ーンカードを置いた。タイムキーパーは笛で合図をし、時計を止め、白チームのタイ ムアウトを示した。
2-46:白チームのチーム役員 A は、チームタイムアウトを請求するためにオフィシャル席に 行き、タイムキーパーの目の前の机の上にグリーンカードを置いた。ちょうどそのと き、白チームの 9 番が黒チームのゴールにシュートを打った。タイムキーパーがチー ムタイムアウトの笛を吹いたとき、ボールは空中にあった。笛の合図の直後、黒チー ムのゴールキーパー 12 番は、ボールをキャッチした。
2-47:白チームのチーム役員 A は、チームタイムアウトを請求するためにオフィシャル席に 行き、タイムキーパーの目の前の机の上にグリーンカードを置いた。タイムキーパー がチームタイムアウトの笛を吹く前に、白チームの 9 番はシュートを打った。黒チー ムのゴールキーパー 12 番がシュートを止め、ボールがゴールエリア内を転がってい るときに、タイムキーパーがチームタイムアウトの笛を吹いた。
2-48:白チームのチーム役員 A は、チームタイムアウトを請求するためにオフィシャル席に 行き、タイムキーパーの目の前の机の上にグリーンカードを置いた。タイムキーパー がチームタイムアウトの笛を吹く前に、白チームの 9 番はシュートを打った。黒チー ムのゴールキーパー 12 番がシュートを止め、ボールがゴールエリア上の空中にある ときに、タイムキーパーがチームタイムアウトの笛を吹いた。
2-49:白チームのチーム役員 A は、チームタイムアウトを請求するためにオフィシャル席に 行き、タイムキーパーの目の前の机の上にグリーンカードを置いた。タイムキーパー がチームタイムアウトの笛を吹く前に、白チームの 11 番はオフェンシブファールの 違反をした。レフェリーがオフェンシブファールの笛を吹く直前に、タイムキーパー はチームタイムアウトの笛を吹いた。
第3条 ボール
第4条 チーム、交代、服装、プレーヤーの負傷
4-1:白チームの 11 番は競技の開始直前に重傷を負ったため、プレーできなくなった。
4-2:競技の開始時間になっても黒チームは 5 名のコートプレーヤーしか到着しておらず、ゴールキーパーはいなかった。黒チームはコートプレーヤー 5 番をゴールキーパーとして指名した。黒チームの 5 番は、その後どうなるか。
4-3:競技の開始とともに、白チームの会長は 2 名のチーム役員、トレーナー、そしてコーチとともに交代地域のベンチに腰を下ろした。
4-4:記録用紙に記載されており、競技の開始時にコート上にいなければならないプレーヤーは、少なくとも何名か。
4-5:プレーヤーの競技への参加資格に関する正しい記述はどれか。
4-6:競技の開始時、白チームは 6 名のプレーヤーしかいなかった。競技の開始直後に白チームのプレーヤー 7 番が遅れて会場に到着した。白チームの 7 番はそのまま自陣の交代地域を通ってコート内に入った。白チームの 7 番は記録用紙に記載されていなかった。
4-7:レフェリーが白チームに、黒チームのフリースローラインからのフリースローを与えた。その直後にタイムキーパーが笛を吹き、同時に時計を止めた。レフェリーが競技中断の理由を尋ねると、タイムキーパーは「白チームの 9 番が不正交代をした」と答えた。
4-8:競技の中断中に、黒チームの 14 番が正しく交代した。しかし、タイムキーパーは笛を吹き、黒チームの 14 番は記録用紙に記載されていないと説明した。黒チームの 14 番は、黒チームの 18 番として記録用紙に記載されていたことが判明した。
4-9:参加資格のある者のうち 2 名(チーム役員またはプレーヤー)に対して、コートへの入場許可が与えられるのは、どのような場合か。
4-10:白チームの 2 番が 3 回目の 2 分間退場となったために、レフェリーは笛を吹いてタイムアウトを取った。レフェリーがオフィシャル席に失格の旨を伝えにいく途中で、白チームのチーム責任者がコート内に入り、この退場に関しての抗議をした。白チームのチーム役員 B は、すでに警告となっていた。
4-11:プレーヤーの負傷によるタイムアウト中に、レフェリーが入場許可を与えていないにもかかわらず、白チームの 2 番がコート内に飛び込んでいった。
4-12:白チームの 5 番が負傷したため、コートレフェリーはタイムアウトを取り、白チームの 5 番の救護のため、白チームにコート内への入場許可を与えた。黒チームのチーム役員 B もまた、自チームのゴールキーパーに指示するためにコート内に入った。
4-13:白チームのゴールキーパー 16 番が負傷したため、白チームの 5 番が代わりを務めることになり、ユニホームを着替えた。20 分後、白チームの 16 番は再びプレーできるようになり、白チームのチーム役員 A は、白チームの 5 番と交代させた。白チームの 5 番は元のユニホームに着替えた後、スコアキーパーに告げずにコートプレーヤーとして再びコートに入場した。
4-14:白チームの 4 番が交代ラインの外側を通ってコートから出た。白チームの 4 番が交代地域にたどり着く前に、白チームの 11 番は正しい場所からコート内に入った。タイムキーパーからの笛の合図の後に取る処置はどれか。
4-15:競技の中断中に、黒チームの 3 番は黒チームで初めての不正交代をした。これは、黒チームへのフリースローが判定された後であった。この試合で黒チームの 3 番は、まだ警告も 2 分間退場も適用されていなかった。
4-16:レフェリーが白チームに 7 m スローを判定した後、7 m スローを行うように指示された白チームの 27 番が、不正交代をした。
4-17:白チームが得点した後、レフェリーはまだスローオフの笛を吹いていなかった。黒チームの 6 番がコートから出る前に、黒チームの 10 番が不正にコート内に入った
4-18:競技の開始時に、白チームは 12 名のプレーヤーしかいなかった。いつもゴールキーパーとしてプレーしている 2 名のプレーヤーは、まだ到着していなかった。そこで、白チームは 12 名のコートプレーヤーのうち 1 名をゴールキーパーとし、競技を開始した。
4-19:タイムアウト中に、白チームの 5 番はチームで初めての不正交代をした。タイムアウトが取られたとき、白チームがボールを所持していた。
4-20:白チームのゴールキーパー 3 番は、7 m スローを行おうとしていた。無人のゴールを守るため、白チームの 15 番はゴールキーパーのユニホームを着て、コートプレーヤーのうちの 1 名と交代し、コート内に入った。
4-21:白チームが速攻で明らかな得点チャンスを得たとき、黒チームの 3 番が不正交代をした。タイムキーパーとスコアキーパーはこれに気づかなかったが、コートレフェリーは気づいて時計を止めた。
4-22:白チームのゴールキーパー 1 番がシュートを止め、ボールは白チームの交代ベンチ近くのサイドラインに向かって転がっていった。ベンチに座っていた白チームの 5 番がコート内に片足を入れてボールを止めたので、ボールがサイドラインを越える前に白チームの 4 番はボールを所持することができた。
4-23:退場時間が満了する 30 秒前に、白チームの 3 番は競技を妨害することなくコート内に入った。このとき、白チームがボールを所持していた。
4-24:白チームの 5 番が 2 分間退場となった。退場時間が 1 分 45 秒経過した時点で、白チームのチーム役員 A は、5 番をコートへ戻した。
4-25:黒チームのゴールキーパー 1 番は、2 分間の退場時間を満了した後に防御中のチームに戻るため、ゴールキーパーのユニホームを着たままコート内に入り、6 人目のコートプレーヤーとしてサイドのポジションについた。
4-26:出血しているプレーヤーがコート内にいる場合、正しい記載は次のうちどれか。
4-27:白チームの 5 番は黒チームのゴールキーパー 1 番に対してノーマークの状態となり、明らかな得点チャンスを得た。白チームの 5 番がシュートを打とうとした瞬間に、黒チームの 9 番がコートを出る前に黒チームの 11 番が不正にコート内に入ったため、タイムキーパーは笛を吹いた。
4-28:黒チームのゴールキーパー 1 番はシュートを止めて、味方のプレーヤー黒チームの 4 番にボールを投げた。そして黒チームの 1 番は交代地域に向かい、明らかにサイドラインを越えてタオルを手に取り、ボトルの水を飲んだ。黒チームの 1 番は、他のゴールキーパーやコートプレーヤーと交代していない。
4-29:黒チームのチーム役員 A は、すでに警告となっていた。そして今、レフェリーの判定に対して黒チームのチーム役員 D が、レフェリーの許可なくコート内に数 m 走り込んだ。
4-30:白チームの 6 番が負傷し、タイムアウトとなった。レフェリーはこの事象に対して、黒チームのプレーヤーへ、段階的罰則を示していなかった。レフェリーは、白チームの6 番の救護のためにコート内へ 2 名までの入場許可を与え、白チームのチーム役員 C が処置をしていた。一方、白チームのチーム役員 A は、負傷させたと思われる黒チームの 5 番を黒チームの交代地域まで追いかけていき、黒チームの 5 番の顔を殴った。
4-31:黒チームのスローオフの直後、レフェリーは記録用紙に記載されていない人物 F が、黒チームの交代地域にいるのに気づいた。F は、黒チームの理事の一人であることが判明したが、記録用紙には、すでに別の 4 名のチーム役員が記載されていた。
4-32:ユニホームに関する正しい記述はどれか。
4-33:白チームの 10 番は 21 分 00 秒に 2 分間退場(1 回目)となった。競技の再開後に、白チームの 10 番は抗議(スポーツマンシップに反する行為)をしたため、レフェリーは 21 分 30 秒で競技を止め、2 分間退場を追加した。
4-34:チーム責任者に段階的罰則を適用するのは、どのような場合か。
4-35:白チームのプレーヤーが負傷したので、レフェリーはコートへの入場許可を示すジェスチャーをした。誰がコート内に入ることを許されるか。
4-36:白チームのチーム役員 C は、抗議によりすでに警告となっていた。その後、白チームのチーム役員 B がレフェリーの許可を得ずにコート内に入場したが、スポーツマンシップに反する態度ではなかった。
4-37:負傷したプレーヤーを救護するために、レフェリーが白チームに対してコートへの入場許可を与えたとき、許されない行為はどれか。
4-38:白チームのゴールキーパー 1 番がシュートを止め、ボールは白チームの交代ベンチ近くのサイドラインに向かって転がっていった。ベンチに座っていた白チームの 5 番がコート内に片足を入れてボールを止めたので、ボールがサイドラインを越える前に白チームの 4 番はボールを所持することができた。
4-39:前半の 29 分 00 秒に、白チームの 5 番は 2 分間退場となった。休憩時間の後、コートレフェリーは笛を吹いて後半を開始させた。その 3 秒後、タイムキーパーが笛を吹いて「白チームはコート上にプレーヤーが 7 名いる」と伝えた。
4-40:後半の 13 分 27 秒で、白チームの 15 番が得点を決め、スローオフが実施された後、タイムキーパーが競技を中断した。タイムキーパーは「白チームの 15 番は記録用紙に記載されていない」とレフェリーに伝えた。記録用紙には、白チームのプレーヤー14 名が記載されていたが、レフェリーは、白チームの 11 番がいないことに気付いた。
4-41:白チームのゴールキーパー 12 番は、黒チームのシュートを止めた後に膝を負傷し、横たわっている。
4-42:白チームのゴールキーパー 1 番は、黒チームのシュートを止めたことにより、ゴールポストに頭をぶつけ、コート上での治療が必要となった。
4-43:白チームの 7 番は、コート上での治療を受けた後、コートを出てベンチに座った。白チームの 1 回目の攻撃のとき、黒チームの 2 番がボールをインターセプトし、白チームのゴールの前でノーマークの状態となった。黒チームの 2 番がシュートを打つ前に、白チームの 7 番は白チームの 9 番に代わってコートに入った。
4-44:コート上での治療行為の後、黒チームの 11 番は交代地域からレフェリーの判定に抗議をしたため、2 分間退場(1 回目)となった。2 分間の退場時間終了後、自チームの 2 回目の攻撃の後で、黒チームの 11 番はコートに入った。
4-45:黒チームの 10 番はフリースローライン付近で、ボールをキャッチした。その直後、白チームの 3 番によって、引き倒された。そのため、黒チームの 10 番は肘を痛め、コート上での治療が必要となった。
4-46:黒チームの 9 番は、速攻で走っていた黒チームの 10 番にパスを出した。その直後、黒チームの 9 番は、白チームの 11 番によって引き倒された。さらに黒チームの 10番はボールをキャッチした際に、転倒し負傷した。
4-47:競技終了まで残り 3 分で 21-21 の場面で、黒チームで一番得点を取っていた黒チームの 2 番は、不運なことに足首をひねり倒れていた。レフェリーは黒チームの 2 番に「プレーを続けますか?」と尋ねた。しかし黒チームの 2 番は質問に答えず、床に倒れたままであった。そのためレフェリーは競技を中断し、ジェスチャー 15 と 16を示し、黒チームの 2 番への治療行為のため、黒チームに 2 名の入場許可を与えた。しかし黒チームは処置を拒否し、レフェリーが次の行動に移る前に、黒チームの 2 番は競技を続けるため立ち上がった。
4-48:前半終了まで残り 30 秒で、白チームの 5 番はコート上で治療を受けていた。治療を受けた後、白チームの 5 番はコートを出て、再びコートに戻ってくるのは、自チームが 3 回の攻撃を終えた後である。後半開始から 1 分後、白チームにとっての 2 回目の攻撃(白チームの 5 番が治療後にコートを出てから)中に、白チームの 5 番は白チームの 4 番と交代でコートに入った。
4-49:白チームの 4 番と黒チームの 5 番が、競技中に衝突し負傷した。レフェリーは直ちに競技を中断(ジェスチャー 15)し、コート上での治療行為のために両チームから参加資格のある者のうち 2 名までの入場許可を与えた(ジェスチャー 16)。許可された者がコートに入る前に、黒チームの 5 番は競技を続行するため立ち上がった。白チームの 4 番は治療を受け、20 秒後、競技を継続することが可能となった。
4-50:白チームの 2 番は負傷したため、コート上で治療を受けた。(白チームの 2 番がコートを出てから)1 回目の攻撃中に、前半が終了した。レフェリーが後半開始の笛を吹いたとき、白チームの 2 番はコート内にいた。
4-51:白チームの 4 番は、コート上で治療を受けていた。治療を受けた後、白チームの 4 番はコートから出なければならず、自チームが 3 回の攻撃を終えた後、コートに戻ることができる。(白チームの 4 番がコートを出てから)自チームの 2 回目の攻撃終了後に、白チームのチーム役員 A は、防御だけを行わせるために白チームの 6 番と交代で白チームの 4 番をコートに入れた。
4-52:白チームの 11 番はコート上でスリップし倒れ、交代地域とは逆のサイドからコートの外に出て、広告ボードに頭を打った。レフェリーは速やかに競技を中断し、白チームの 11 番への治療行為のため白チームに、入場許可を与えた。20 秒後、白チームの 11番は、競技可能となった。
4-53:競技開始 1 分後、黒チームの 3 番と白チームの 6 番との攻防で、黒チームの 3 番は負傷し倒れた。レフェリーは白チームの 6 番に対し、注意をした。黒チームの 3 番はレフェリーに治療を求め、コート上での治療を受けた後、競技可能となった。
4-54:黒チームの速攻中、黒チームの 2 番がドリブルをしていたら、白チームの 10 番に押された。黒チームの 2 番は身体のコントロールを失いながらも、黒チームの 4 番へパスをし、黒チームの 4 番は得点を決めた。得点後、防御のため戻る最中に、黒チームの 4 番は足首を捻った。レフェリーは競技を中断し、白チームの 10 番を 2 分間の退場とし、黒チームの 4 番への治療行為のために、参加資格のある者のうち 2 名までの入場許可を与えた。30 秒後、黒チームの 4 番は競技可能ととなった。
4-55:白チームの 11 番が打ったシュートが、防御をしていた黒チームの 2 番の顔に当たり、治療が必要となった。20 秒後、黒チームの 2 番は競技可能ととなった。
4-56:黒チームの 2 番はシュートを打った後、脚を負傷したため白チームのゴールエリア内に倒れ、治療を要求した。白チームは、ちょうどそのとき、クイックスローオフを開始した。
4-57:白チームの 2 番は肘のサポーターなしに、ウォーミングアップをしていた。ゲーム開始から 5 分後、白チームがボールを保持した際に、白チームの 2 番は正しく交代しコート内に入った。そのときレフェリーは、白チームの 2 番が硬い素材部分が被覆されていない肘のサポーターを着用していることに気づいた。
4-58:白チームが、相手チームのフリースローライン付近で攻撃中、白チームの 7 番が白色のユニホームの上から黄色のジャージを着たまま、通常の交代を行なった。
4-59:白チームの攻撃中、タイムキーパーが競技を中断した。タイムキーパーはレフェリーに、今、コート内にいる白チームの 11 番は、記録用紙に記載されていないと説明した。チーム役員 A が、誤って 13 番としてメンバー表を提出していたことが分かった。
4-60:競技終了 10 秒前、スコアは 29 対 29 であった。白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールキーパースローを実施し白チームの 11 番にパスをした。パスを受けた白チームの 11 番は、黒チームのゴールエリアライン近くでノーマークの状態にある白チームの 9 番を見つけた。白チームの 9 番にパスをする前に、タイムキーパーが競技を中断し、黒チームの 4 番がコートから出る前に黒チームの 2 番がコート内に入ったと説明した。
4-61:競技終了 10 秒前、スコアは 29 対 29 であった。白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールキーパースローを実施し白チームの 11 番にパスをした。パスを受けた白チームの 11 番は、黒チームのゴールエリアライン近くでノーマークの状態にある白チームの 9 番を見つけた。白チームの 11 番は、白チームの 9 番にパスをした。パスを受け取った白チームの 9 番がシュートを打つ前に、タイムキーパーが競技を中断した。黒チームの 4 番がコートから出る前に黒チームの 2 番がコート内に入ったと説明した。
第5条 ゴールキーパー
5-1:黒チームのゴールキーパー 1 番は、シュートを止めた。すぐに速攻を開始するために走り出した味方のプレーヤーにボールを投げようとしたが、その際、左足でゴールエリアラインを踏み越した。
5-2:白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールエリアを出て、プレーイングエリアに立っていた。味方からのボールを受け取るときに、片足がゴールエリアに入ってしまった(他方の足は、プレーイングエリアに残っていた)。
5-3:白チームのゴールキーパー 12 番はボールに飛びついてシュートを止めたが、ボールはプレーイングエリアに向かって転がっていった。白チームの 12 番はボールに追いついたが、ゴールエリアラインを滑り越えてから、プレーイングエリアで味方のプレーヤーにパスをした。
5-4:黒チームのゴールキーパー 1 番は、シュートを止めた。ボールはプレーイングエリアに向かって転がっていった。ゴールエリアライン近くで待ち構えている白チームの 15番がボールをキャッチすることを防ぐため、ボールに届く直前に、黒チームのゴールキーパー 1 番は、片足でボールの転がる向きを変えてアウターゴールラインの外へ出した。
5-5:ゴールエリア内にいる白チームのゴールキーパー 12 番はボールをコントロールし損ない、ボールはゴールエリアからサイドラインの方へと向かっていった。そのため白チームのゴールキーパー 12 番は、片足を使ってボールをアウターゴールラインの外へと出した。
5-6:白チームのゴールキーパー 1 番はシュートを止めたが、ボールはプレーイングエリアでひとり待ち構えていた黒チームの 6 番の方へと向かって転がっていった。ボールがゴールエリアライン上にきたとき、白チームのゴールキーパー 1 番は、片足でそのボールを止めた。
5-7:黒チームの 18 番が、シュートを打った。そのシュートは白チームの 7 番によってブロックされ、ボールは方向を変えて、明らかにゴールエリア内のアウターゴールラインを通ってコート外に出ようとしていた。白チームのゴールキーパー 1 番は、ボールの後を追いかけていき、アウターゴールラインからボールを蹴り出した。
5-8:黒チームのゴールキーパー 12 番は、白チームの 7 番からのロングパスをインターセプトするため、ゴールエリア内でジャンプした。黒チームの 12 番は、空中でボールをキャッチしそのまま着地したが、片足はゴールエリア内、他方の足はプレーイングエリアであった。この位置から、黒チームの 3 番へボールを投げた。
5-9:白チームの 9 番がプレーイングエリアにいる白チームのゴールキーパー 1 番 にパスをしようとした。白チームの 9 番は相手にパスコースを狭められたため、パスが高くなりすぎた。その結果、白チームの 1 番は後ろに下がらなければならず、ボールをキャッチした直後に、片足がゴールエリア内に入った。
5-10:白チームのゴールエリアライン近くで、レフェリーは白チームにフリースローを与えた。白チームのゴールキーパー 1 番は片足をゴールエリア内に、他方の足をプレーイングエリアの正しい位置に置いて立ち、白チームの 8 番にボールを投げた。そのボールをキャッチした白チームの 8 番は、シュートを決めた。
5-11:黒チームの 21 番がオーバーステップをしたため、レフェリーは笛を吹いた。黒チームの 21 番は直ちに白チームのゴールエリアライン近くにボールを置いた。白チームのゴールキーパー 12 番は早くフリースローを行いたかったので、片足をゴールエリア内に残したまま、プレーイングエリアに片手をついて身体を支え、この姿勢で白チームの 3 番にボールを出した。速攻を行うため走り出していた白チームの 3 番は、ボールをキャッチしシュートを決めた。
5-12:黒チームのゴールキーパーの 1 番は、ゴールエリアを離れてプレーイングエリアにいた。味方のプレーヤーからのパスをキャッチするため、黒チームの 1 番はプレーイングエリアでジャンプした。その後、空中でボールをキャッチし、ゴールエリア内に両足で着地した。
5-13:白チームのゴールエリアのすぐ外側の床に、ボールが止まっていた。白チームのゴールキーパー 1 番は、相手チームにボールを取られないよう、ゴールエリア内からそのボールを拾い上げた。
第6条 ゴールエリア
6-1:ゴールエリアライン上に止まっているボールを、攻撃側の白チーム 7 番が拾い上げ、明らかな得点チャンスを得たが、違反によって妨害された。
6-2:白チームのゴールエリアの中を転がっているボールを、黒チームの 8 番が拾い上げ、得点を決めた。
6-3:プレーイングエリアに立っていた白チームの 3 番は、白チームのゴールキーパーが弾いたボールをキャッチした。黒チームの 10 番が正当なプレーで防御したため、白チーム 3 番は自陣のゴールエリア内にボールを数回バウンドさせた。
6-4:黒チームのゴールエリア際で立っていた白チームの 7 番は、黒チームのゴールエリア上の空中にあるボールをキャッチし、シュートを決めた。
6-5:ボールを所持していた白チームの 8 番は、数名の相手プレーヤーから正当に防御されたため故意に自陣のゴールエリア内へとボールを転がしたところ、ボールがゴールエリア内で止まってしまった。白チームのゴールキーパー 1 番は、そのボールを拾わなかった。
6-6:白チームの 5 番は、故意に自陣のゴールエリア内にボールを戻した。ボールはゴールポストに当たって跳ね返り、プレーイングエリアに向かって転がっていった。白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールエリア内でそのボールを拾い上げて白チーム 7番にパスをし、7 番はシュートを決めた。
6-7:黒チームの得点後、引き続き白チームの 10 番がスローオフの位置についた。白チームの 10 番は、ボールを受け取る用意ができている味方のプレーヤーを見つけることができず、ゴールエリア内にいる白チームのゴールキーパー 12 番にボールを投げた。驚いた 12 番はボールをキャッチし、白チームの 9 番に投げた。
6-8:防御側の黒チームの 7 番は、白チームのピボットプレーヤー 9 番にボールが渡るとゴールキーパーと 1 対 1 になると判断したため、パスを妨害するために先ほどと同じように白チームの 9 番に向かってゴールエリアの中を走り出した。9 番がボールをキャッチしたとき、すでに黒チームの 7 番はゴールエリアを出て、プレーイングエリアにいた。次の瞬間に 9 番は振り向き、正面から黒チームの 7 番に突きあたった。
6-9:ボールが黒チームのゴールキーパー 1 番に当たって跳ね返り、ゴールエリアライン近くで待ち構えている白チームの 4 番に向かっていった。明らかな得点チャンスを妨害するために、防御側の黒チームの 2 番はゴールエリアに侵入し、白チームの 4 番がボールをキャッチするのを妨害した。
6-10:白チームの 10 番は、自陣のゴールエリアの方向にボールを戻した。白チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールエリアでジャンプして空中でボールをキャッチし、ボールをしっかりと持ったままゴールエリアの外側へ着地した。
6-11:白チームの 11 番は自陣のゴールエリアにボールを戻した。白チームのゴールキーパー 1 番はゴールエリアでジャンプして空中でボールをキャッチし、それからボールをしっかりと持ったままゴールエリアの外側へ着地したが、片足はゴールエリア内、他方の足はプレーイングエリアであった。
6-12:白チームの 7 番は、ボールを持ったまま黒チームのゴールエリアに侵入した。
6-13:白チームのゴールエリア内でボールが止まっているときに、白チームの 5 番が不正交代したため、タイムキーパーが笛を鳴らした。
6-14:ゴールキーパースローを判定すべき状況は、次のうちどれか。
6-15:白チームの攻撃中、黒チームの 4 番はゴールエリアラインに沿って立っており、手を伸ばして空中にあるボールをゴールエリア内に向けてはたいた。ボールは黒チームのゴールキーパー 1 番が触れた後、アウターゴールラインを通過してコートの外に出た。
6-16:白チームのゴールキーパー 12 番はシュートを防ぎ、ゴールエリア内でボールをコントロールしている。まだ手にボールを持っている時、白チームの 10 番が不正交代をしたためタイムキーパーが笛を吹いた。
6-17:白チームの 4 番がゴールエリアの方向へ投げたボールに対し、白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールエリアのすぐ外側からジャンプして空中でボールをキャッチした。そしてそのまま、ボールをアウターゴールラインからコート外に投げ出し、ゴールエリア内に着地した。
6-18:黒チームのゴールキーパー 1 番は、白チーム 9 番が放ったシュートを防いだ際に負傷してしまった。ボールがプレーイングエリアで待ち構えている黒チームのプレーヤーの方へとゴールエリア内を転がっている最中に、レフェリーは競技を中断した。
6-19:白チームのゴールエリア内をボールが転がっているとき、白チームの 5 番が不正交代をしたためタイムキーパーが笛を吹いた。
6-20:白チームの 5 番が放ったシュートは黒チームのゴールキーパー 12 番によって防がれたが、ボールは一人で待ち構えている白チームのピボットプレーヤー 11 番の方へ向かって、ゴールエリア上の空間にある。防御側の黒チームの 2 番は、ボールに向かってジャンプしサイドライン方向にボールを弾いたが、ボールについている松やにのせいで、ゴールキーパーが触れることなくゴールエリア内に止まってしまった。
6-21:黒チームのゴールキーパー 1 番はシュートを防ぎ、速攻を仕掛けようとしている黒チームの 6 番にパスをしようとしている。黒チームの 1 番は、パスをする際にゴールエリアラインに触れていたが、黒チームの 6 番はボールを受け取り、得点を決めた。
6-22:白チームの 6 番は速攻でジャンプシュートを打って、黒チームのゴールエリア内に倒れこんだ。シュートは黒チームのゴールキーパー 12 番に止められたが、白チームの11 番はリバウンドを拾い、白チーム 6 番が彼自身とゴールキーパーとの間にまだ倒れている状態でシュートを打ち、得点を決めた。
6-23:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、攻撃を行っている。白チームの 11 番が打ったシュートを止めた黒チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールキーパー不在のゴールを狙ってボールを投げた。白チームの 10 番は、ボールがゴールに入るのを阻止するため自チームのゴールエリアの外側からジャンプし、ゴールエリア内の空中でボールに触れた。そのためボールは、アウターゴールラインから出ていき、ボールに触れた白チームの 10 番は、ゴールエリアの中に着地した。
6-24:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、攻撃を行っている。白チームの 11 番が打ったシュートを止めた黒チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールキーパー不在のゴールを狙ってボールを投げた。白チームの 10 番は、ボールがゴールに入るのを阻止するため自チームのゴールエリアの外側からジャンプし、ゴールエリア内の空中でボールをキャッチした。そして、ボールを持ったままゴールエリアの中に着地した。
第7条 ボールの扱い方、パッシブプレー
7-1:ボールは空中をサイドラインに向かっている。白チームの 3 番はボールがサイドラインから出る前にキャッチし、白チームの 7 番にパスをするため、片足をサイドラインの外に出した。白チーム 7 番はそのボールを受け取り、得点を決めた。
7-2:黒チームの 3 番が黒チームの 11 番に難しいパスを出したが、黒チーム 11 番はボールが空中にあるときにキャッチできないと判断し、コート中央にいた黒チームの 9 番に向けてボールをこぶしで叩いた。
7-3:白チームの 4 番が立った状態でボールをキャッチした。その状態からジャンプして右足で着地し、さらに左足でジャンプしてボールを投げた。何歩動いたことになるか。
7-4:プレーヤーが味方からのパスをジャンプしてキャッチし、両足同時に着地した。その後、右足をあげて横に 1 歩ステップを踏み、左足を右足のところまで引きずり寄せた。このプレーヤーは何歩動いたことになるか。
7-5:プレーヤーが空中で味方からのパスをキャッチし、右足で着地した。そのままその足で移動し、まず左足で着地、それから右足を床に下ろしてからパスをした。このプレーヤーは何歩動いたことになるか。
7-6:白チームの 5 番はボールをファンブルしたが、その後しっかりとキャッチした。そして 3 歩動き、一度ボールを弾ませてからさらに 3 歩動いてシュートを決めた。
7-7:白チームの 5 番は攻撃を開始しようとボールをドリブルしながら 5 歩進み、それからボールを再びキャッチし、パスをした。
7-8:黒チームの 6 番はボールをキャッチしたが滑って倒れてしまい、そのまま仰向けの状態で黒チームの 9 番にパスをした。
7-9:白チームの 3 番は走りながら前方にボールを放り投げて相手プレーヤー 2 人の間をすり抜け、ボールが床につく前に再びキャッチした。そのため黒チームのゴール前でノーマークの状態となり、ボールを一度弾ませてからシュートを決めた。
7-10:白チームの 7 番は、ボールを一度ドリブルして白チームの 5 番にパスをしようとしたが、白チームの 5 番は相手に防御されていた。白チームの 7 番は戸惑ってボールを手から落としてしまったが、床に落ちる前に再びキャッチした。
7-11:パッシブプレーの違反を繰り返した場合、どのように対処するか。
7-12:白チームの 4 番がシュートしたボールが黒チームのゴールポストに当たって跳ね返り、ゴールエリア内のゴール近くに立っていたレフェリーに当たった。そのため、ボールはアウターゴールラインではなく、サイドラインを越えてコートの外に出てしまった。
7-13:白チーム 5 番がスローインを行なったが、コート内でレフェリーに当たり、黒チームのゴールに入ってしまった。
7-14:黒チーム 3 番がジャンプシュートをし、白チームの 9 番がそのシュートをブロックした。コートに落ちたボールを白チームの 9 番が両手で拾い上げ、ドリブルで速攻を開始し、そのまま黒チームのゴールにシュートを決めた。
7-15:白チームの 5 番がサイドラインに沿ってドリブルをしていた。正当に進路を塞いだ黒チームの 2 番をかわそうとして、白チームの 5 番はドリブルをしながら片方の足がサイドラインを踏み越えた。
7-16:白チームの 3 番が白チームの 9 番へのパスに失敗し、ボールは白チームの交代地域近くのサイドラインに向かって転がって行った。1 m 先で黒チームの 10 番がボールを待ち構えていたため、白チームの 9 番はボールに飛びつきコート中央にいる白チームの 3 番に向けてボールをこぶしで叩いた。その後、白チームの 9 番は勢い余ってサイドラインを滑り越えた。
7-17:攻撃を行う黒チームの 7 番は、ボールを持たずにコートの外で位置を取っている。レフェリーがコート内に戻るよう指示したが、彼はそれに従わなかった。
7-18:プレーヤーがボールも身体も十分にコントロールした状態で、相手チームのゴールエリア上に飛び込んだ。絶好のシュートチャンスとなったが、シュートを打たずに空中で向きを変え、味方のプレーヤーにボールを戻した。ボールを受け取ったプレーヤーはさらにパスをした。
7-19:白チーム 3 番は黒チームのゴールに向かってシュートを打ったが、ボールはゴールポストに当たって跳ね返ってきた。フリースローライン付近で、白チームの 3 番と黒チームの 4 番は互いに危害を加えることなくボールに飛びついた。黒チームの 4 番はかろうじて黒チームの 6 番に向けてボールをたたき、黒チームの 6 番は速攻を開始してシュートを決めた。
7-20:白チームの 10 番は、黒チームのゴールライン近くにいる白チームの 8 番にパスを出したが、白チームの 8 番の前に立っていた黒チームの 10 番の足にボールが当たった。
7-21:白チームの 15 番が黒チームの 9 番からのパスをブロックした後、ボールは床を転がっている。両者がそのボールに飛びつき、白チームの 15 番がキャッチして床を滑った後、立ち上がってボールを持ったまま 3 歩動いてから味方にパスをした。パスを受けたプレーヤーはシュートを決めた。
7-22:後半 27 分に白チームが 24 対 23 でリードしているが、コート上、白チームのプレーヤーは 1 名少ない状態だった。コートレフェリーが白チームにフリースローを与えたが、レフェリーが正しい位置をはっきりと示しているにも関わらず、白チームの 6番は明らかに数 m 離れた場所からフリースローを行おうとした。
7-23:1 人少ない状態でプレーしている黒チームのプレーヤーは攻撃隊形を整え、組立て局面に入っている。この段階で黒チームの 6 番と 8 番は、交代のためにコートを離れることにした。
7-24:パッシブプレーの予告合図が取り消されるのはどのような場合か。
7-25:パッシブプレーの予告合図(ジェスチャー 17)に関する正しい記述はどれか。
7-26:白チームがスローオフの実施を遅らせている。チームはこの行為に対して、すでに注意を受けていた。
7-27:パッシブプレーの予告合図に関して、次の中で正しいものはどれか。
7-28:パッシブプレーに関する正しい記述はどれか。
7-29:白チームがボールを所持しているときに、レフェリーはパッシブプレーの予告合図を示した。3 回のパスの後、白チームの 5 番はゴールに向けてシュートを打ったが、黒チームの 2 番にブロックされた。ボールは白チームの 5 番のところへ戻ってきたので、それを拾い上げ、白チームの 9 番にパスをした。何回のパスが完了しているか。
7-30:白チームがボールを所持しているときに、レフェリーはパッシブプレーの予告合図を示した。白チームの 9 番は白チームの 2 番にパスをしたが、黒チームの 8 番にブロックされた。ボールは白チームの 9 番のところへ戻ってきたので、それを拾い上げ、ディフェンスの間を割ろうとしたが、フリースローとなった。白チームの 8 番がフリースローを行い、白チームの 2 番がキャッチした。何回のパスが完了しているか。
7-31:白チームがボールを所持しているとき、レフェリーは消極的なプレーを認識したためパッシブプレーの予告合図を示した。それを見た黒チームは、フリースローを得ようとさらに積極的な防御活動を行った。白チームの 5 回のパスの後、黒チームの違反によってフリースローとなった。
7-32:白チームがボールを所持しているとき、レフェリーは消極的なプレーを認識したためパッシブプレーの予告合図を示した。白チームの 9 番がシュートを打つ前にすでに 4 回のパスが行われており、シュートは黒チームの 3 番によってブロックされた。ボールはサイドラインを越え、白チームのスローインとなった。
7-33:白チームがボールを所持しているとき、レフェリーは消極的なプレーを認識したためパッシブプレーの予告合図を示した。6 回のパスの後、白チームの 5 番はシュートを打ったが黒チームの 3 番にブロックされ、ボールは白チームの 5 番に戻った。
7-34:黒チームがボールを所持している。レフェリーがパッシブプレーの予告合図を示した。その後、黒チームの 7 番は黒チームの 11 番にパスをし、 パスを受け取った黒チームの 11 番はカットインを試みた。しかし、白チームの 3 番に守られてしまったため、レフェリーは黒チームにフリースローを与えた。黒チームの 11 番は正しい位置から黒チームの 2 番にパスし、黒チームの 2 番はシュートを打った。しかし、そのシュートは白チームの 4 番によってブロックされ、黒チームの 11 番がボールを所持した。黒チームの 11 番はそのままシュートを打ったが、その際、白チームの 5 番から軽く押されてしまった。シュートは、白チームのゴールキーパー 1 番に止められた。レフェリーの正しい判定はどれか。
第8条 違反、スポーツマンシップに反する行為
8-1:白チームの速攻中、黒チームの 7 番が余計なプレーヤーとしてコートに入り、白チームの 5 番を捕まえて明らかな得点チャンスを妨害した。
8-2:記録用紙に記載されていない黒チームの 8 番は遅れて到着し、ロッカールームから直接コートに走り込んだ。そして、ジャンプシュート中の白チームの 6 番を押して身体のコントロールを失わせ、明らかな得点チャンスを妨害した。
8-3:休憩時間にロッカールームへ向かう途中で、白チームのチーム役員 B がスポーツマンシップに反する態度でレフェリーに抗議した。白チームは前半のうちに、すでにチーム役員 A が警告となっている。
8-4:白チームの 6 番はすでに 2 回、2 分間退場となっていた。そして今、白チームの 6番は不正交代をした。もしもレフェリーが不正交代を告げた後、彼が極めてスポーツマンシップに反する行為をした場合、どのような判定をするか。
8-5:白チームの 2 番は 2 分間退場となったが、1 分を経過したところで、チーム役員 A がそのプレーヤーをコートへ戻した。タイムキーパーが笛を吹く前に、すでに白チーム の 2 番は、黒チームの明らかな得点チャンスを妨害していた。
8-6:白チームの攻撃のとき、ボールを持たない白チームのピボットプレーヤー 7 番が、黒チームの 4 番の進路を胴体でブロックした。
8-7:白チームのウィングプレーヤー 4 番が明らかな得点チャンスを得た。最後の瞬間に黒チームの 7 番は開いた片手を使って白チーム 4 番のボールを取ろうとしたが、その手は白チーム 4 番の手に当たってしまった。その結果、シュートは決まらなかった。
8-8:白チームの 6 番が速攻に出た。黒チームのゴールキーパー 12 番はゴールエリアから飛び出してボールを得ようとしたが、白チーム 6 番と衝突した。このとき、防御側プレーヤーは白チームの 6 番を正当に止められる状況にあった。
8-9:白チームの 2 番は相手陣にいる味方のプレーヤーにパスをしようとしたが、その味方プレーヤーは黒チームの 5 番に捕まえられた。黒チーム 5 番はボールを持たない相手プレーヤーにぶつかったことにより、すでに警告となっていた。
8-10:黒チームのゴールエリア際で、ノーマークの状態にある白チームのピボットプレーヤー 9 番がパスを受け取った。シュートを打とうとしている白チーム 9 番の腕を、黒チームの 2 番が背後から引っ張った。
8-11:競技の開始直後に、黒チームの 9 番がプッシングにより警告となった。その直後に黒チームの 7 番が、白チームのピボットプレーヤーを捕まえた。ただし、明らかな得点チャンスではなかった。
8-12:白チームの 4 番が、相手陣のゴールエリアライン近くでパスを受け取った。彼の前にはゴールキーパーしかいなかったが、シュートを打とうとする際に、黒チームの 3 番に引き倒され、ボールを落としてしまった。
8-13:プレーヤーが失格(レッドカードのみ、またはレッドカードとブルーカードをレフェリーが示す)となるのはどのような場合か。
8-14:白チーム 5 番の速攻中に、黒チームのチーム役員 C がベンチから飛び出して自陣のゴールエリアの方へ走っていった。白チームの 5 番は驚いて走るのを止めたが、レフェリーは明らかな得点チャンスを得ていたと判断した。黒チームのチーム役員 C は、ボールを所持していた白チーム 5 番の体には触れていなかった。黒チームのチーム役員 C が白チーム 5 番に最も接近したときで、その距離は約 10 m であった。
8-15:白チームは速攻を開始した。白チーム 5 番は、黒チームのゴールエリアライン近くでノーマークの状態になっている白チームの 7 番に、パスを出した。そのとき、黒チームのチーム役員 D がコートに走り込んできて、出されたボールをキャッチした。
8-16:「極めてスポーツマンシップに反する行為」すなわち、報告書を伴う失格(レッドカードとブルーカードを示す)に相当する行為はどれか。
8-17:両レフェリーが体育館に入ると、記録用紙には記載がないものの、黒チームの 4 番のユニホームを着たプレーヤーと出会った。すると黒チームの 4 番は、「今日もこの間抜けどもが担当するのか!」と叫んだ。競技開始から 12 分が経過したところで、このプレーヤーが記録用紙に追加されていたことに両レフェリーは気づいた。
8-18:白チームのフリースローの後、黒チームのチーム役員 C がコートに入ってきて「うちのチームのフリースローだろう!」と叫んだ。黒チームのチーム役員は、まだ誰も罰則を適用されていない。
8-19:白チームの 3 番は、コート上の違反により段階的罰則を適用され、警告となった。競技再開後、ベンチに下がった白チームの 3 番は、レフェリーを侮辱した。
8-20:速攻中、黒チームの 9 番は白チームの 4 番にユニホームを引っ張られた(すでに白チーム 4 番は警告となっていた)。それにもかかわらず黒チームの 9 番は、味方の 8番にボールをパスし、黒チーム 8 番は得点を決めた。その後レフェリーは、白チームの 4 番に罰則を適用しようとしたが、彼はすでに交代しベンチに座っていた。
8-21:プレーヤーを失格(レッドカードまたはレッドカードとブルーカード)としなければならないのはどのような場合か。
8-22:黒チームの攻撃中、白チームの 11 番が相手に危害を及ぼす行為をし、黒チームの 6番からボールを奪い取った。黒チームの 6 番とゴールの間には、白チームのプレーヤーが他にまだ 2 名いた。
8-23:報告書を伴う失格(レッドカードとブルーカードが示される)となる違反はどれか。
8-24:白チームの 3 番は違反により 2 分間退場となり、ベンチに座っていた。ベンチの近くでスローインがあったとき、白チームの 3 番はレフェリーに暴言を吐いた。
8-25:ミスに失望した白チームの 3 番は、味方のプレーヤーの顔を殴った。
8-26:両レフェリーが体育館に入ると、すでにユニホームを着用している黒チームの 4 番に出会った。出会ってすぐに黒チームの 4 番は、「今日もこの間抜けどもが担当するのか!?」と叫んだ。両レフェリーは、黒チームの 4 番が記録用紙に記載されていることを確認した。
8-27:競技の開始前にウォーミングアップをしていたとき、白チームの 3 番と黒チームのゴールキーパー 1 番が、偶然にも衝突した。両者は互いに腹を立て、黒チームの 1 番が白チームの 3 番を殴った。すると次に、白チーム 3 番が黒チーム 1 番を殴り返した。両者とも記録用紙に記載されていた。
8-28:白チームの 9 番がジャンプシュートをしようとした。黒チームの 5 番は、白チーム9 番のシュートしようとしている腕を背後から掴んで引き倒した。白チームの 9 番と黒チームとのゴールの間には、あと 2 名の防御側プレーヤーがいた。
8-29:失格としなければならない(レッドカードが示される)違反はどれか。
8-30:白チームの 9 番は 3 回目の 2 分間退場により失格となった。白チームの 9 番は、ジャージを着て交代地域の反対側のサイドライン後方にある観客席の最前列に座った。その後、白チームの 9 番のすぐ目の前で、黒チームの 3 番が白チームの 10 番に対してあまりにも危険な行為をしたため、白チームの 10 番は負傷してコート上に倒れた。レフェリーが黒チームの 3 番に罰則を適用する前に、白チームの 9 番はコート内に走り込み、黒チームの 3 番を殴った。
8-31:警告としなければならない場合はどれか。
8-32:スポーツマンシップに反する行為と見なされるものはどれか。
8-33:報告書を伴う失格(レッドカードとブルーカードを示す)となるのはどのような場合か。
8-34:競技終了前 30 秒の時点で白チームがスローオフを行おうとしていた。レフェリーはスローオフの合図の笛を吹いたが、スローを行う白チームの 9 番は、まだボールを手から離していなかった。白チームの 3 番は、笛の合図の後にセンターラインを越えて走り込んだ。白チームの 3 番にパスが渡るのを妨害するため、黒チームの 5 番が後方から白チーム 3 番を引き倒した。
8-35:黒チームの 8 番は不正交代のために 2 分間退場となった。競技が再開されて 2 秒後、黒チームの 8 番はスポーツマンシップに反する態度を示し、ベンチに腰を下ろしたままレフェリーに文句を言った。
8-36:白チームの 15 番が黒チームの 9 番からのパスをブロックした後、ボールは床を転がっている。両者がそのボールに飛びつき、白チームの 15 番がキャッチして床を滑った後、立ち上がってボールを持ったまま 3 歩動いてから味方にパスをした。パスを受けたプレーヤーはシュートを決めた。
8-37:競技の残り時間について、両レフェリーの見解が異なった。第一レフェリーであるゴールレフェリーはまだ 50 秒残っていると言い、コートレフェリーは 42 秒だと言った。
8-38:黒チームがボールを所持していた。黒チームのチーム役員 A は、レフェリーの判定に抗議し椅子をコートに投げ入れたため、TD は競技を中断した。黒チームのチーム役員には、これまで何の罰則も適用されていなかった。競技が中断されたとき、黒チームの 7 番は明らかな得点チャンスを得ていた。
8-39:白チームのチーム役員 A は、自チームへのレフェリーの判定に対して大声で「馬鹿野郎!」と抗議した。白チームはチーム役員 C が、すでに 10 分前に警告となっていた。
8-40:白チームのゴールキーパー 1 番が、ゴールキーパースローを行おうとしていた。黒チームの 3 番はゴールエリアに侵入し、身体を接触させずに白チーム 1 番のスローを妨害しようとした。黒チームの 3 番のこの行為は、これで 2 回目である。
8-41:黒チームの攻撃中、白チームの 11 番が相手に危害を及ぼす行為をし、黒チームの 6番からボールを奪い取った。このとき白チームの 11 番と黒チームの 6 番の間には、ゴールエリアライン際で立っていた黒チームの 8 番がいた。
8-42:白チームの 6 番は黒チームの 3 番に押された後、これ見よがしに黒チームの 3 番の目の前で床に唾を吐いた。白チームの 6 番に適用しなければならない罰則はどれか。
8-43:白チームのゴールキーパー 12 番は、速攻を行っている黒チームの 10 番に向かってゴールエリアから飛び出し、側方から近づいて捕まえた。しかし黒チーム 10 番は、ボールをキャッチして無人のゴールに投げ入れた。
8-44:速攻で走っている白チームの 4 番に向けて、白チームのゴールキーパー 12 番はゴールキーパースローによりロングパスを出した。白チームの 4 番がジャンプしてボールをキャッチした直後、速攻を阻止しようとしてゴールエリアを離れた黒チームのゴールキーパー 1 番と衝突した。衝突のとき、黒チームの 1 番はフリースローラインの前で完全に静止していた。衝突した後、白チームの 4 番は身体のコントロールを失って倒れた。
8-45:競技規則により、報告書を伴う失格となる違反(レッドカードとブルーカードが示される)はどれか。
8-46:黒チームの 10 番は単独で速攻に出ていた。味方からパスを受け取ったときに黒チームの 10 番は、ゴールエリアを離れた白チームのゴールキーパー 1 番と衝突した(後半 29 分 26 秒)。しかし、倒れる前に黒チームの 7 番にパスをし、黒チームの 7 番は無人のゴールにシュートしたが、そのボールはゴールから外れた。レフェリーがタイムアウトを取ったのは、後半 29 分 31 秒であった。
8-47:白チームは 7 人攻撃を行っていた。黒チームの 5 番はパスをインターセプトしてボールを所持し、即座にゴールに向けてシュートを試みた。白チームの 2 番は黒チームの 5 番のシュートを阻止しようと、手に持っているボールに対してプレーした。それによって黒チーム 5 番の腕を叩いてしまい、ボールはゴールから外れた。白チームは既に 3 回の警告を受けていた。
8-48:白チームは 7 人攻撃を行っていた。黒チームの 5 番はパスをインターセプトしてボールを所持し、即座にゴールに向けてシュートを試みた。白チームの 2 番は黒チームの 5 番のシュートを阻止しようと、黒チームの 5 番を引き倒した。その結果、ボールはゴールから外れた。
8-49:白チームは 7 人攻撃を行っていた。白チームの 4 番がシュートを行ったが、黒チームのゴールキーパー 1 番はそのシュートを止めた。黒チームの 1 番は黒チームの 9番にパスをした。ちょうど白チームのゴールキーパー 12 番がゴールエリアに入ったとき、黒チームの 9 番はゴールに向けてシュートを試みた。しかし、白チームの 2 番の違反によって阻止され、ボールはアウターゴールラインを通過していった。
8-50:白チームは 7 人攻撃を行っていた。白チームの 4 番のシュートを、黒チームのゴールキーパー 1 番が止めた。黒チームのゴールキーパー 1 番がゴールキーパースローを行おうとしたとき、白チームの 7 番がコートを出る前に白チームのゴールキーパー 1 番がコートに入ったことにより(不正交代)オフィシャルが試合を中断した。
8-51:白チームは 7 人攻撃を行っていた。白チームの 5 番のシュートを止めた黒チームの ゴールキーパー 12 番は、白チームの 9 番にパスをした。黒チームの 9 番は黒チーム の 12 番からパスを受け取り、シュートを打った。白チームのコートプレーヤー 10 番がゴールエリアに侵入しそれを阻止し、ボールはそのままアウターゴールラインを 通過した。
8-52:白チームは 7 人攻撃を行っていた。白チームの 6 番はシュートを行ったが、黒チー ムのゴールキーパー 1 番にセーブされた。黒チームの 1 番は即座に無人のゴールに 向かってシュートしたが、ゴールから外れた。
8-53:黒チームが 7 人攻撃を行っていた。黒チームの 5 番のシュートは、白チームのゴー ルキーパー 1 番にセーブされた。白チームの 1 番は無人のゴールにシュートを試み た。その時、黒チームのゴールキーパー 12 番は、黒チームの 7 番がコートを出る前 にコートに走り込んだ(不正交代)。TD から直ちに中断の笛の合図があり、ボールは その直後、黒チームのアウターゴールラインを越えた。
8-54:黒チームは 7 人攻撃を行っていた。黒チームの 6 番のシュートは白チームのゴール キーパー 1 番にセーブされた。白チームの 1 番は無人のゴールにシュートを試みた。 その時、黒チームのゴールキーパー 12 番は、黒チームの 7 番がコートを出る前にコ ートに走り込んだ(不正交代)。TD から直ちに中断の笛の合図があり、ボールはその 直後、黒チームのゴールラインを越えた。
8-55:黒チームは 7 人攻撃を行っていた。白チームの 9 番はボールをインターセプトし、 無人のゴールにシュートを決めた。その後ボールは、ゴールエリア内で完全に止まっ てしまった。
8-56:競技終了 6 秒前、スコアは 27 対 27 であった。白チームの攻撃中、白チームの 7 番 は白チームのピボットプレーヤー 3 番にパスを試みた。黒チームの 7 番はそのボー ルをインターセプトしたが、その瞬間、白チームの 3 番によって引き倒された。そ の 1 秒後に、公示時計による終了合図があった。
8-57:競技終了 10 秒前、スコアは 27 対 27 であった。白チームの攻撃中、黒チームの 5 番はパスをインターセプトして速攻に移った。その直後、黒チームの 5 番は、白チー ムの 11 番から危険な方法で後方から押され、身体のコントロールを失った。レフェ リーが笛を吹く前に、公示時計による終了合図があった。
8-58:ボールを所持していた黒チームの 10 番は、後半 29 分 27 秒にジャンプシュートを 行った。その際、白チームの 2 番が黒チームの 10 番の胸部を強く押したため、完全 に身体のコントロールを失い、ボールを床に落とした。レフェリーは、後半 29 分 31 秒の時点で試合を止めた。
8-59:競技終了 15 秒前、黒チームの攻撃中に、レフェリーはセンターライン付近で黒チー ムにフリースローを与えた。黒チームの 7 番がフリースローを実施する前に、白チー ムの 2 番によって妨害された。
8-60:黒チームの攻撃中、レフェリーは競技終了 3 秒前にフリースローライン付近で黒チー ムにフリースローを与えた。黒チームの 10 番は正しい位置から直接ゴールに向けて フリースローを行ったが、黒チームの 10 番から 1 m の距離にいた白チームの 5 番 がそのシュートをブロックし、その直後、自動終了合図が鳴った。
8-61:黒チームの攻撃中、レフェリーは競技終了 3 秒前にフリースローライン付近で黒チー ムにフリースローを与えた。黒チームの 10 番は正しい位置から直接ゴールに向けて フリースローを行おうとしたが、白チームの 5 番が腕を動かしたりジャンプをするな どで 1 m の距離まで移動してきて、フリースローの実施を妨害した。
8-62:競技終了 19 秒前、白チームの 2 番はディフェンスの間を突破しようとしたが、レフ ェリーはオーバーステップを判定した。レフェリーによる笛の後、白チームの 2 番は ゴールに向けてシュートを打った。そのボールを黒チームのゴールキーパー 12 番は キャッチし、すぐに速攻を仕掛けられる状況であった。
8-63:28 対 26 で白チームが勝っている。競技終了 25 秒前、黒チームが得点を決めた。白 チームのゴールキーパー 12 番が意図的にボールを蹴ったため、観客席に入った。ゴ ールキーパーが競技を遅らせるためにボールを蹴り、これによりスローオフが直ちに できなかったのは明らかである。
8-64:競技終了 3 秒前、得点は 25 対 25 で白チームが攻撃をしている。黒チーム 5 番が 白チーム 2 番へ違反したことにより、黒チームのフリースローライン付近で白チーム にフリースローが与えられた。その直後、公示時計による終了合図があった。そのた めレフェリーは、自動終了合図の後のフリースロー(最後の一投)を実施させるため、 笛を吹いた。スローを行うプレーヤーがボールを手から離す前に、黒チームの 6 番は 違反の起こった位置近くまで歩み寄り、フリースローの実施を妨害した。
8-65:白チームはゴールキーパー不在の状況で 7 人攻撃を行っていた。黒チームの 5 番が パスをインターセプトし、ゴールキーパー不在の白チームのゴールに向かって走り始 めた。白チームのゴールキーパー 12 番は正しく交代し、黒チームの 5 番と同様、自 陣のゴール方向に走った。黒チームの 5 番がシュートを打とうとした際に、白チーム のゴールキーパー 12 番は、黒チームの 5 番を横から押した。そのため黒チームの 5 番は身体のコントロールを失い、ボールはゴールから外れた。
8-66:競技終了 4 秒前、得点は 26 対 26 で白チームが攻撃をしている。白チームのフリー スローとなり、白チームの 4 番は、即座にスローを実施した。しかし、黒チームの 5 番が、スローが実施される位置近くで積極的にそのスローを妨害した。それと同時に、 公示時計による終了合図があった。
8-67:競技終了 4 秒前、得点は 26 対 26 で白チームが攻撃をしている。黒チーム 5 番が 白チーム 6 番へ違反したことにより、白チームにフリースローが与えられた。黒チー ムの 5 番は、すぐに違反の起きた位置から 3 m の距離を保った。白チームの 6 番は フリースローを実施したが、ボールは黒チームの 5 番に当たった(ただし、黒チーム の 5 番は、積極的な妨害はしていない)。ボールは白チームの 6 番に戻ってきたが、 それと同時に、公示時計による終了合図があった。
8-68:競技終了 20 秒前、得点は 29 対 29。白チームのゴールキーパー 12 番はシュートを 止め、ボールはアウターゴールラインを越えた。レフェリーは白チームのゴールキー パースローの判定をし、白チームの 12 番は、直ちにゴールキーパースローを実施し たかった。しかし、黒チームの 2 番がゴールエリアに走り込み、スローの実施を遅ら せた。
8-69:競技終了 20 秒前、得点は 29 対 29。白チームのゴールキーパー 12 番はシュートを 止め、ボールはアウターゴールラインを越えた。レフェリーは白チームのゴールキー パースローの判定をし、白チームの 12 番は、ゴールキーパースローを実施しようと していた。ボールが白チームの 12 番の手から離れる前に、タイムキーパーから競技 中断の合図があった。なぜなら、黒チームの 11 番がコートから出るよりも早く、黒 チームの 3 番がコート内に入ったからである。
8-70:競技終了 20 秒前、得点は 29 対 29。白チームのゴールキーパー 12 番はシュートを 止め、ボールはアウターゴールラインを越えた。レフェリーは白チームのゴールキー パースローの判定をし、白チームの 12 番は、自陣のゴールエリアの外にいる白チー ムの 9 番にパスをした。ボールがゴールエリアラインを越える前に、タイムキーパー から競技中断の合図があった。なぜなら、黒チームの 11 番がコートから出るよりも 早く、黒チームの 3 番がコート内に入ったからである。
8-71:競技終了 10 秒前、得点は 29 対 29。白チームの速攻中に、ボールを持っている白チ ームの 9 番に対して黒チームの 10 番は、危害を及ぼす行為により速攻を阻止しよ うとした。倒れる寸前に白チームの 9 番は、白チームの 11 番にパスをした。パスを 受け取った白チームの 11 番は、そのままシュートを打ったが、黒チームのゴールキ ーパー 12 番に止められた。
8-72:競技終了 10 秒前、得点は 29 対 29。白チームの速攻中に、ボールを持っている白チ ームの 9 番に対して黒チームの 10 番は、危害を及ぼす行為により速攻を阻止しよ うとした。倒れる寸前に白チームの 9 番は、白チームの 11 番にパスをした。パスを 受け取った白チームの 11 番は、そのままシュートを打ち得点を決めた。
8-73:競技終了 10 秒前、得点は 29 対 29。白チームの速攻中に、ボールを持っている白チ ームの 9 番に対して黒チームの 10 番は、危害を及ぼす行為により速攻を阻止しよ うとした。倒れる寸前に白チームの 9 番は、白チームの 11 番にパスをした。パスを 受け取った白チームの 11 番は、白チームの 4 番にパスをした。
第9条 得点
9-1:白チームの 7 番はディフェンスの中央に立っている。黒チームの 3 番がバウンドパ スを試みた際、白チームの 7 番はそれを足で止めようとした。この行為はこれが初め てではない。そのボールは白チームの 7 番の足に当たり、白チームのゴールに入った。
9-2:白チームの 5 番が打ったシュートは、黒チームのゴールポストに当たって跳ね返り、 プレーイングエリアに立っている黒チームの 3 番の足に当たり、黒チームのゴールに 入った。
9-3:白チームのゴールキーパー 1 番が止めたボールが、ゴールエリアの 2 m 内側に立っ ていた白チームの 3 番の背中に当たり、白チームのゴールに入った。
9-4:白チームのゴールキーパー 1 番は、ボール全体の 4 分の 3 がゴールラインを越えた ところで 4 秒間ボールを持っていた。
9-5:白チームの 3 番は自陣のゴールエリア内に侵入し、足でシュートを止めようとしたが ボールは足に当たってゴールの中に入った。
9-6:黒チームのゴールキーパー 1 番がゴールのかなり手前にいたため、白チームの 11 番 はループシュートを打った。ボールがゴールラインを通過する前に、ゴール後方の観 客席最前列に座っていた黒チームのマネージャー(記録用紙に記載されていない) がボールを押し戻した。
9-7:得点は 25 対 25 であった。競技終了の 2 秒前に、記録用紙に記載されていない白チ ームの役員が、無人となった自チームのゴールに向かっているボールをインターセプ トし、黒チームの得点を妨げた。その直後に、競技終了の合図があった。
9-8:黒チーム 9 番の 7 m スローによる得点後、すぐに白チームは、レフェリーによるス ローオフの笛の合図の後にクイックスローオフを行った。2 回のパスの後、白チーム の 4 番は得点を決めた。その瞬間、タイムキーパーは笛を吹き「今ベンチに戻ってい る黒チームの 9 番は、7 m スローを行った時点で、2 分間の退場時間がまだ 20 秒残 っていた」と説明した。
9-9:競技の終了直前、白チームが 22 対 21 でリードしているとき、競技規則に違反する ことなく、白チームの 5 番はスローオフを行い、ボールは白チームのゴールの方向に 出された。白チームの 5 番のチームメイトは、レフェリーによるスローオフの笛の合 図の後、ボールが出される前に黒チームのコートへと走り込んでいた。白チームのゴ ールキーパーはゴールエリア内にいたがボールには触れず、ボールはそのままゴール に入った。
9-10:白チームの 9 番は膝より下の部位で、低めに打った相手のシュートを止めようとし た。ボールは足に当たって方向が変わり、自チームのゴールに入ってしまった。白チー ムの 9 番のこのような行為は、これで 2 回目である。
第10条 スローオフ
10-1:白チームがコイントスに勝ち、ボール所持(スローオフ)を選択した。黒チームの代 表者は、サイドの交換を求めた。
10-2:白チームがコイントスに勝ち、サイドの交換を望んだ。黒チームは、白チームがスロ ーオフを行うべきだと主張した。
10-3:スローオフは、どこから実施することができるか。
10-4:競技の終了直前の得点は 15 対 15 であった。黒チームが得点して 15 対 16 とな った。 白チームは直ちにスローオフを行いたかった。ボールを持ったプレーヤーは、 コートの中央で片足を相手陣側に、他方の足を自陣側に置き、センターラインを踏 まずに立っていた。
10-5:白チームがスローオフを行おうとしていた。黒チームのゴールキーパー 1 番は、ま だ自陣のゴールエリア内にいない。この状況でコートレフェリーは競技開始の笛を 吹き、白チームの 9 番は得点を決めた。
10-6:スローオフに関する正しい記述はどれか。
10-7:黒チームの 6 番は、スローオフのために一方の足をセンターライン上に置き、もう 片方の足を自陣のコート内に置いた。スローオフの笛の合図が吹かれると、スロー オフを行うプレーヤーは、手からボールが離れる前にセンターラインを走り抜けた。 笛が吹かれたとき、白チームのプレーヤーは黒チームのコート側にまだ残っていた。
第11条 スローイン
11-1:白チームの 3 番は、サイドラインの 2 m 外側からスローインを行なった。
11-2:黒チームの 4 番は片足をサイドライン上に、もう片方の足をプレーイングエリア 内に置いて立っていた。この状態で黒チームの 4 番はスローインを行い、直接シュ ートを決めた。
11-3:白チームの 6 番は片足をコート内に、もう片方の足をサイドラインの外側 1 m の 所に置き立っていた。この状態で白チームの 6 番はスローを行い、直接シュートを 決めた。
11-4:白チームの 11 番はシュートを打った。ボールは誰にも触れずにクロスバーに当た って跳ね上がり、黒チームのゴールエリア上方の付属設備に当たった。その後ボー ルは、黒チームのゴールキーパー 1 番の手の中に落下した。
11-5:競技の中断に伴う各種スローの実施に関し、防御側チームがボールから 3 m より も近づくことを認められているのはどのケースか。
11-6:白チームの 5 番はキャッチミスしたため、白チームの 5 番はボールを追いかけて いき、サイドラインから出る前にボールを止めた。しかしその後、自分自身は止ま ることができずにサイドラインを越えてしまった。
第12条 ゴールキーパースロー
12-1:白チームのゴールキーパー 1 番がゴールキーパースローを行う際に、ゴールエリア ラインに片足が触れた。
12-2:7 m スロー実施の笛の後、白チームのゴールキーパー 12 番は、ゴールキーパーラ インを片方の足で踏んだ。投げられたボールは、クロスバーの上を越えていった。
12-3:白チームのゴールキーパー 1 番は、シュートを止めた。ボールは、ゴールエリア内 をプレーイングエリアの方向へと転がっていった。黒チームの 7 番は、周りに誰も いない状況でボールを取る準備をしていた。黒チームの 7 番がボールを取る寸前 に、白チームの 1 番はそのボールを手で叩き、アウターゴールラインの外へ出した。
12-4:白チームのゴールキーパー 12 番がゴールキーパースローを実施する際、ボールを 手から落として足に当ててしまった。ボールはそのまま、ゴールエリアラインを越 えてプレーイングエリアに出た。白チームのゴールキーパー 12 番は追いかけてボ ールを拾い上げ、ゴールキーパースローを再度実施するためゴールエリアに戻った。
12-5:ゴールキーパースローが行われたと見なされ、コートプレーヤーがボールに触れる ことができるのはいつか。
12-6:白チームのゴールキーパー 12 番が、ゴールキーパースローを行おうとしていた。 黒チームの 10 番は、ゴールエリアラインの外側に立ち、正しくボールを得ようと していた。その後、ボールを得た黒チームの 10 番は、シュートを決めた。
12-7:白チームのゴールキーパー 12 番は、シュートを止めた。そのボールは、ゴール横 のアウターゴールラインを越えていった。ゴールレフェリーは、もし必要ならばど のジェスチャーを示すべきか。
12-8:白チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールラインの直前でボールを止めた。その後、 白チームの 4 番にパスをしようとしたが、ボールは手からこぼれ落ち、自チームの ゴールに入った。
12-9:ゴールキーパースローに関して、正しいのはどれか。
12-10:黒チームのゴールキーパー 1 番は、相手チームにリードされているため、急いでゴ ールキーパースローを行おうとしていた。しかしその最中に、ボールが手から滑り 落ち、ゴールエリア内にまだ残っていた黒チームの 6 番の方へと転がっていった。 黒チームの 6 番は、足でボールを転がし黒チームの 1 番に戻した。
12-11:ゴールキーパースローに関する正しい記述はどれか。
第13条 フリースロー
13-1:白チームにフリースローが与えられた。白チームの 5 番がボールを拾い上げる前 に、黒チームの 6 番が拾い上げ抱え込みながら、自陣のゴールに向かって走り出し た。数歩走った後、白チームの 5 番に対してボールを転がした。
13-2:黒チームの 7 番はボールを所持し速攻をしようとしたが、白チームの 17 番にホー ルディングされた。アドバンテージを見ていたレフェリーがまさに笛を吹こうとし たとき、黒チームの 8 番がボールを受け取って白チームのゴールにシュートを打っ た。白チームのゴールキーパー 12 番は、シュートを止めて、速攻を開始しようと した。すでに両チームとも、3 回の警告が適用されていた。
13-3:白チームにフリースローが判定された。ボールを持っていた黒チームの 6 番が、フ リースローが行われるべき位置から 4 m 離れたところまでボールを運んだ。
13-4:白チームの 4 番の違反に対してフリースローが判定されたが、白チームの 4 番は ゴールエリアを横切り、それからボールを床に置いた。
13-5:白チームの 5 番がボールを所持しているときに、白チームの役員 B は、レフェリ ーに対して抗議をした。レフェリーはタイムアウトを取り、白チームの役員 B を警 告とした。試合をどのようにして続けるか。
13-6:両チームに規則違反も、チームタイムアウトの請求を知らせる笛の合図もなかった が、コートレフェリーは競技を中断した。競技を中断する笛が鳴る直前に、すでに黒 チームの 13 番は白チームのゴールに向けてボールを投げていた。笛の後、ボール は白チームのゴールキーパー 1 番に止められることなく、ゴールに入った。
13-7:速攻で白チームの 7 番が打ったシュートは、黒チームのゴールキーパー 12 番の頭 部に当たった。そのため、ゴールキーパー 12 番は倒れた。ボールはゴールエリア ライン近くに一人で立っていた白チームの 9 番のところに跳ね返り、白チームの 9 番は、無人のゴールにボールを投げ入れた。レフェリーは、ボールがゴールライン を越える直前に、笛を吹き試合を中断した。黒のゴールキーパー 12 番は、コート上 での治療行為が必要であった。
13-8:黒チームの 9 番へのフリースローが判定されたが、まだ白チームの 5 番がボール を持っていた。白チームの 5 番はレフェリーの方に寄ってきて、丁寧にボールを渡 した。
13-9:レフェリーが白チームに 7 m スローを判定した直後に、白チームの 5 番は不正交 代をした。
13-10:フリースローの実施位置に関する正しい記述はどれか。
13-11:黒チームの 11 番が、ボールを持って白チームの 2 番をかわそうとしている最中に 客席から笛の合図が聞こえたため、白チームの 2 番は守ることを止めた。そのため 黒チームの 11 番は、フリーの状態でシュートを打った。
13-12:白チームは、黒チームのフリースローライン近くでボールを所持していた。黒チー ムのチーム役員 A がレフェリーの判定に対して強く抗議したため、レフェリーは競 技を中断した。
13-13:黒チームの 6 番を警告とした。白チームのフリースローにより競技を再開するため コートレフェリーは笛を吹いたが、ゴールエリアラインとフリースローラインの間 にいた白チームの 11 番を見逃してしまった。白チームの 11 番はボールをキャッ チし、明らかな得点チャンスを得た。ゴールレフェリーはこの事象を見ていた。
13-14:白チームがボールを所持し、黒チームは防御隊形を整えた状況で、白チームの 4 番 は、サイドライン沿いを走っている白チームの 8 番にパスを出した。しかし白チー ムの 8 番は、観客席とコートの間をサイドラインに触れながら歩いているカメラ マンと衝突してしまった。そのため白チームの 8 番は、体のコントロールを失いボ ールをキャッチできなかった。ボールは、レフェリーが競技を中断する前に、サイ ドラインから出てしまった。
13-15:白チームが攻撃中、レフェリーは黒チームにフリースローを与えた。黒チームの 2 番がフリースローを実施する前に、黒チームの 11 番は白チームの 8 番を引き倒 した。
第14条 7m スロー
14-1:得点が 20 対 20 の場面で、黒チームの 7 番は白チームのパスをインターセプト し、速攻に移った。白チームのプレーヤーは、誰も黒チームの 7 番を止めることが できなかった。そのとき観客の一人がコート内に乱入し、黒チームの 7 番を引き倒 した。このため他の観客もコートに入り、大騒ぎとなった。黒チームのチーム役員 A は、黒チームの 7 番のプレーを妨害した観客を殴った。
14-2:黒チームのスローインになった。黒チームの 7 番がスローインを行うため正しい位 置についたとき、白チームのゴールキーパー 12 番がゴールのかなり前に立ってい ることに気づき、無人のゴールをめがけて直接シュートを狙った。そこで白チーム のコートプレーヤー 3 番は、ゴールエリア内に侵入してボールを止めた。
14-3:白チームの 4 番は 7 m スローを行ったが、ボールはゴールポストに当たり、誰に も触れられることなく、白チームの 4 番のところに戻ってきた。白チームの 4 番 は、ボールをキャッチしシュートを決めた。
14-4:黒チームのフリースローライン付近で、ボールを持った白チームの 3 番は、黒チー ムの 4 番をかわした。白チームの 3 番は、3 歩進んだところでシュートを打とう としたが黒チームの 4 番に押されてしまい、4 歩目の足が床に着いた直後に打った シュートが、ゴールに入った。このとき黒チームの他のプレーヤーは、誰も白チーム の 3 番のプレーを防御できない状況にあった。
14-5:白チームの 9 番は 7 m スローを行い、シュートを決めた。しかし、白チームの 9 番がボールを手から離す前に、白チームの 4 番がフリースローラインを踏み越し た。
14-6:レフェリーの笛の合図に続いて、黒チームの 2 番が 7 m スローを行おうとしたと き、白チームの 5 番がフリースローラインを踏み越した。白チームの 5 番の違反 にもかかわらず、黒チームの 2 番はシュートを決めた。
14-7:白チームの 6 番がボールを持って正しい位置に立ち、7 m スローの準備をした。そ の後、黒チームのチーム役員 A は、黒チームのゴールキーパー 12 番に交代するよ う指示を出し、黒チームのゴールキーパー 12 番はその指示に従おうとした。
14-8:白チームの 4 番は黒チームのゴールへシュートを打ったが、ボールはゴールポスト に当たり、プレーイングエリアの方へ転がっていった。白チームの 6 番はノーマー クの状態でゴールエリアラインに沿って立ち、ボールを取ろうと待ち構えていた。 そのため黒チームの 4 番は明らかにゴールエリアに侵入し、ボールを自陣のアウタ ーゴールラインの外へと、はたき出した。
14-9:白チームの 3 番が 7 m スローを行おうとしていた。レフェリーの笛の合図の後、 白チームの 3 番がボールを手から離す前に、白チームの 5 番はフリースローライ ンを踏み越えた。
14-10:白チームの 9 番は、完全にノーマークの状態で黒チームのゴールエリアラインに沿 って立ち、パスを待っていた。このチャンスに気づいた白チームの 10 番は、白チ ームの 9 番に向けゴールエリアを横切るバウンドパスを出した。これを見た黒チー ムの 3 番は、完全に両足ともゴールエリア内に踏み込んだ状態で、パスを妨害した。 黒チームの 3 番のこの行為は、この試合 2 回目である。
14-11:黒チームのピボット 10 番は、白チームの 2 番に正当に守られていた。黒チームの 10 番が移動できる状態になったとき、黒チームの 4 番は黒チームの 10 番が入り 込めるスペースにバウンドパスを出した。黒チームの 10 番が移動しボールをキャ ッチしようとしたとき、白チームの 2 番は、黒チーム 10 番のユニホームを背後か ら掴んだ。
14-12:白チームの 3 番がボールを持って、黒チームのゴールに向かって速攻を仕掛けた。 白チームの 3 番がジャンプシュートをしようとしたとき、観客席から笛が鳴った。 白チームの 3 番はレフェリーの笛と勘違いし、シュートを打たずにゴールエリア内 でボールを持ったまま立ち止まった。
14-13:得点は 26 対 26 で、白チームが速攻を仕掛けていた。白チームの 5 番が黒チーム のゴールエリアラインの近くからノーマークの状態でシュートを打とうとした瞬間、 タイムキーパーが競技の終了合図の笛を吹いた。しかし、レフェリーは競技時間が まだ 20 秒残っていると判断した。
14-14:7 m スローの実施に関する正しい記述はどれか。
14-15:白チームの 5 番はボールを持って右サイドから黒チームのゴールエリア上に飛び 込むと、ゴールエリアラインから約 50 cm 内側で両腕を上げて立っていた黒チーム の 11 番と衝突した。黒チームの 11 番のこの行為は、この試合 3 回目である。
14-16:白チームの 6 番が速攻を仕掛け、明らかな得点チャンスとなったとき会場の照明が 消えた。
14-17:白チームの 3 番は、7 m スローを行おうとしていた。レフェリーの笛の合図の後、 白チームの 3 番がボールを手から離す前に、白チームの 5 番はフリースローライン を踏み越した。打ったシュートは、黒チームのゴールキーパー 1 番に止められた。
14-18:白チームの 2 番は、7 m スローを行おうとしていた。コートレフェリーが笛を吹い た後、白チームの 2 番はボールを床に落としてしまった。黒チームの 3 番はすぐ にボールを拾い上げ、黒チームの 2 番にパスをし、速攻を仕掛けた黒チームの 2 番はシュートを決めた。
14-19:白チームの 6 番は相手のフリースローライン付近でボールを持っていたが、黒チー ムの 5 番の危害を及ぼすような行為により倒された。このとき白チームの 6 番と 黒チームのゴールとの間には、黒チームの 8 番がゴールエリアライン際で立ってい た。
14-20:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、7 人攻撃を行っている。黒チームの 8 番がパスをインターセプトした。それからドリブルし、無人のゴールに向けシュー トを打つための体勢を取る前に、白チームの 3 番に妨害された。その間に、白チー ムのゴールキーパー 12 番は、白チームの 7 番と正しく交代し、ゴールエリアの中 に戻った。
14-21:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、7 人攻撃を行っている。黒チームの 5 番がパスをインターセプトした。黒チームの 5 番は、明らかに無人のゴールに向か って直接シュートを打とうとした。その瞬間、白チームの 6 番に背後から押された ため、黒チームの 5 番は身体のコントロールを失い、ボールはゴールから外れた。
14-22:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、7 人攻撃を行っている。白チームの 11 番がパスミスをし、ボールはサイドラインを越え黒チームのスローインとなった。 黒チームの 9 番はボールを拾い上げ、明らかに無人のゴールに向かってスローイ ンから直接シュートを打った。しかしボールは、黒チームの 9 番からとても近くに 立っていた白チームの 4 番によってブロックされた。
14-23:白チームはゴールキーパーが不在の状況で、7 人攻撃を行っている。レフェリーは 白チームの 7 番に対しオフェンシブファール(攻撃側の違反)の判定をした。黒チ ームの 8 番はボールを取り、明らかに無人のゴールに向かってフリースローの実 施によって直接シュートを打とうとした。ボールが手から離れる直前、黒チームの 8 番は、白チームの 7 番によって後ろから引き倒された。その直後、白チームのゴ ールキーパー 16 番は、白チームの 2 番と正しく交代し、ゴールエリアの中に戻っ た。
第15条 スローの実施に関する一般的な指示 (スローオフ、スローイン、ゴールキーパースロー、フリースロー、7 m スロー)
15-1:白チームのゴールキーパー 13 番が、ゴールキーパースローを行うためボールを後 方に引いたとき、ボールはゴールラインを越えゴールに入っていた。
15-2:競技終了 20 秒前、20 対 19 で白チームがリードしていた。白チームのゴールキー パー 12 番は、ドリブルしながらゴールエリア内を行ったり来たりし、ゴールキー パースローの実施に時間をかけていた。
15-3:レフェリーは、白チームのフリースローライン近くで黒チームにフリースローを与 えた。両チームのプレーヤーが正しい位置についた後、レフェリーは競技再開の笛 を吹いた。スローを行うプレーヤーがボールを手から離す前に、スローを行うプレ ーヤーの味方のプレーヤー 2 名が、フリースローラインを踏み越えた。
15-4:白チームのゴールキーパー 12 番はゴールキーパースローを行おうと、片手でボー ルを持ってゴールエリア内に立っていた。黒チームの 6 番は、開いた片手でゴール キーパーの手からボールを払い落とした。
15-5:白チームにスローインが与えられた。白チームの 8 番は、スローインから直接ゴー ルを狙った。ボールはゴールポストに当たり跳ね返ってきたので、白チームの 8 番 はボールをキャッチしシュートを決めた。
15-6:黒チームのゴールキーパー 12 番がシュートを止めた。黒チームのゴールキーパー 12 番はすぐに速攻を開始させようとしたが、ボールは手からこぼれ落ち、自チーム のゴールに入った。
15-7:白チームの 6 番は、味方ゴールキーパーに向かってスローインを実施した。白チー ムのゴールキーパー 1 番はボールに気づくのが遅れ、ボールはゴールラインを越え ゴールに入った。
15-8:白チームの 7 番はスローインを実施したが、ボールはレフェリーに当たってしまっ た。白チームの 7 番はそのボールを再び拾い上げ、黒チームのゴールへシュートを 決めた。
15-9:白チームがフリースローを行おうとしており、すべてのプレーヤーは正しい位置に いた。白チームの 10 番は指示を出すため、持っていたボールを床に置いた。黒チ ームの 7 番はこの状況をすぐに把握し、ボールを拾い上げて速攻を開始した。
15-10:黒チームの 9 番はフリースローを行いたかったが、白チームの 11 番がボールから わずか 2 m しか離れていない場所から、スローの実施を遅らせようとしていた。
15-11:白チームのフリースローライン近くで黒チームのフリースローとなった。レフェリ ーは、フリースローラインとゴールエリアラインの間に黒チームの 8 番がいるのを 見落としていたため、黒チームの 8 番はボールを受け取り、シュートを決めた。
15-12:黒チームのゴールキーパー 12 番は、白チームのゴールに向けてゴールキーパース ローを実施した。両チームの誰もボールに触れることなく、ボールは白チームのゴ ールに入った。
15-13:白チームの 5 番は、すでに警告と 2 回の 2 分間退場が与えられていた。黒チーム がフリースローを行うとき、白チームの 5 番は、適切な距離を保たずにフリースロ ーの実施を妨げた。白チームの 5 番のこの行為は、この試合で初めてであった。
15-14:競技終了の直前、24 対 23 で白チームがリードしていた。黒チームのフリースロー ラインから約 1 m 離れた位置で、白チームにフリースローが与えられた。すべての プレーヤーは正しい位置につき、レフェリーは競技再開の笛を吹いた。白チームの 10 番は、ボールを手から離す前に 1 歩踏み出しながらフリースローを行った。
15-15:白チームの 14 番は、笛の合図なしに黒チームのフリースローラインに沿ってフリ ースローを実施しようとしている。白チームの 14 番も、その味方プレーヤーもそ れぞれ正しい位置に立っている。白チームの 14 番がボールを手から離す前に、白 チームの 13 番と 15 番は、ゴールエリアラインに向かって走り、フリースローラ インを踏み越えた。
15-16:黒チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールキーパースローを実施した。ボールはレ フェリーに当たり跳ね返り、その間にゴールエリアの外に出た黒チームの 1 番は、 そのボールをキャッチした。
15-17:黒チームの 11 番がフリースローを行うために腕を後方に引いたとき、ボールは完 全にコートの外に出た。
15-18:白チームのゴールキーパー 1 番は、ゴールラインの直前でボールを止めた。その後、 白チームの 4 番にパスをしようとしたが、ボールは手からこぼれ落ち、自チームの ゴールに入った。
15-19:白チームがスローオフを行おうとしていた。コートレフェリーがスローオフの合図 の笛を吹くと、白チームの 13 番は、白チームの 7 番と 3 番が相手陣の半ばまで 走り込み、有利な場所にいることに気付いたため、スローオフしようとしていた白 チームの 9 番の手からボールを奪い取り、白チームの 7 番にボールを投げた。ボ ールをキャッチした白チームの 7 番は、シュートを決めた。
15-20:競技終了 4 秒前、得点は 30 対 30 であったが、白チームが得点を決めて 31 対 30 とリードした。素早くスローオフを行おうとした黒チームの 10 番は、片足をセ ンターラインの手前(自陣側)に、他方の足をセンターラインの向こう側(相手陣 内)に置いた。そして笛の合図なしに、黒チームの 10 番は白チームのゴールの中 にボールを投げ入れた。そこで、自動終了合図があった。
15-21:黒チームのフリースローラインから、白チームにフリースローが与えられた。スロ ーを行う白チームの 7 番も、その味方プレーヤーもそれぞれフリースローラインの 外側に正しく立っていた。笛の合図なしにフリースローは素早く行われたが、白チ ームの 7 番がボールを手から離す前に、白チームの 9 番と 18 番は、フリースロ ーラインを越えて侵入した。
15-22:自殺点(オウンゴール)となりえないスローはどれか。
15-23:黒チームの 4 番は、正しい位置についてスローインを行おうとしていた。しかし、 パスをする味方のプレーヤーが見つからなかったため、黒チームの 4 番は、サイド ラインの内側でボールを一度はずませた。
15-24:白チームのフリースローとなり、白チームの 9 番は、レフェリーの笛の合図なしに ジャンプしながら素早くフリースローを行い、ボールは黒チームのゴール前で完全 にノーマークの状態になっている白チームの 4 番に渡った。
15-25:白チームのフリースローとなり、白チームの 5 番は、レフェリーの笛の合図なしに 全力で走りながら素早くフリースローを行い、ボールは白チームの 4 番に向かって 投げられた。しかしボールは、黒チームの 3 番によってインターセプトされ、黒チ ームの 3 番は、白チームのゴール前でノーマークの状態となった。
第16条 罰則
16-1:白チームの役員 B が抗議をしたため、2 分間退場となった。競技が再開される前、 役員 B は再度抗議をしたので、失格となった。
16-2:白チームの 8 番は、プッシングにより 2 分間退場となった。白チームの 8 番はレ フェリーに近寄り「間抜け!馬鹿野郎!お前は何も分かっていない!!」などと罵 った。さらにコートから出る前に、レフェリーの顔に唾をかけた。
16-3:競技中、チーム役員に対して最大何回まで警告とすることができるか。
16-4:プレーヤーの退場時間を計測し始めるのはいつか。
16-5:プレーヤーを退場としたとき、この退場は誰に示さなければならないか。
16-6:黒チームの 5 番は競技の序盤で 2 回の 2 分間退場となっていた。一つは段階的罰 則によるもので、もう一つは相手ボールとなった際にボールを投げたことによるも のだった。そして今、黒チームの 5 番は、チームとして 2 回目となる不正交代を した。競技が再開される前に、黒チームの 5 番は極めてスポーツマンシップに反す る行為をした。
16-7:白チームの 5 番は、違反により 2 分間退場となった。白チームの 5 番は、コート を出て行く途中でレフェリーを侮辱したため、失格となった。白チームの 5 番は、 それから激怒し、レフェリーを殴った。
16-8:白チームの 7 番は、アンフェアなプレーで 2 分間退場となった。白チームの 7 番 は、競技が再開される前に、レフェリーに対し「何も見えていないじゃないか。馬鹿 野郎!」と言った。
16-9:白チームの 3 番は 2 分間退場となった。白チームの 3 番はコートから出た後、競 技が再開される前に、交代地域で黒チームのチーム役員 B に対して著しくスポーツ マンシップに反する行為をした。その直前に黒チームのチーム役員 B は、許可が与 えられていないにも関わらずコート内に走り込んできたが、まだ罰則は適用されて いなかった。
16-10:プレーヤーが失格となったとき、そのチームはコート上のプレーヤーの数を 1 名減 らされることになるが、例外となるのはどのような失格の場合か。
16-11:前後半の間の休憩時間中、まだコートにいるときに、白チームの 7 番は、黒チーム のゴールキーパー 12 番に暴力行為をした。
16-12:前後半の間の休憩時間中、レフェリーが控室に戻る途中で、黒チームの 7 番に侮辱 された。
16-13:前後半の間の休憩時間に入った後、黒チームの 5 番と白チームの 9 番はコート上 で衝突し、お互いに大声を出し始めた。そして、白チームの 9 番が黒チームの 5 番 の胸を両手で突き飛ばしたため、黒チームの 5 番はよろめいた。
16-14:競技の終了後、白チームの 10 番はレフェリーに向かって「この間抜け!お前たち が俺たちの試合を台無しにした!」と叫んだ。
16-15:前後半の間の休憩時間中、まだコートにとどまっていた白チームの 9 番は、黒チー ムのチーム役員 B に対して暴力行為をした。次に、黒チームのチーム役員 B は、 白チームの 9 番を侮辱した。
16-16:白チームの 7 番は 3 回目の 2 分間退場により失格となった。その直後、白チーム の 7 番はレフェリーに異議を唱えて、コートから去らなかった。
16-17:前半に警告を受けていた白チームの 11 番は、休憩時間中にスポーツマンシップに 反する行為をした。白チームは、前半終了時に退場者はいなかった。
16-18:白チームのプレーヤーが負傷したので、レフェリーはタイムアウトを取り、白チーム のチーム役員に入場許可のジェスチャーをした。白チームのチーム役員 A と B だけ でなく黒チームのチーム役員 A もコートに入ってきた。黒チームのチーム役員 A はすでに警告を受けていた。
16-19:黒チームの 9 番は、白チームの 9 番に対する重大な違反により失格となった。競 技の再開前に黒チームの 9 番は、白チームのチーム役員 A の顔を殴った。
16-20:黒チームの 8 番は、1 回目の 2 分間退場となった。競技再開前、黒チームの 8 番 はコートから去る際、レフェリーにスポーツマンシップに反する態度で話しかけた。
16-21:チームがコート上のプレーヤーを、4 分間 1 名減らさなければならない状況は、次 のうちどれか。
16-22:白チームの 5 番は 7 分 00 秒に 2 分間退場となった。白チームの 5 番は、競技 が再開される前に抗議をしたため、2 分間の退場が追加された。ちょうど 1 分後に 白チームの 5 番はコート内に走り込んできたため、タイムキーパーは笛を吹いた。 白チームの 5 番は不正入場により、(3 回目の 2 分間退場となったため)失格とな った。このため白チームの 5 番は、レフェリーを侮辱した。
16-23:白チームのチーム役員 C は、前半にスポーツマンシップに反する行為により警告を 受けていた。後半 5 分 50 秒に白チームのチーム役員 B が、レフェリーの判定に 納得できないことをジェスチャーで大げさにアピールをしたため、2 分間退場とな った。そして今、試合終了 3 分前に、白チームのチーム役員 A が、レフェリーの 許可なくコートに入場した。
第17条 レフェリー
17-1:どちらのチームがスローインを行うかについて、両レフェリーの見解が異なった場 合、どのように対処したらよいか。
17-2:競技時間がすでに終了しているにもかかわらず、公示時計の自動終了合図が作動し なかった。タイムキーパーはトラブルに気づいておらず、この事態に反応していな かった。この場合、誰が競技終了の合図をするか。
17-3:黒チームの 2 番が違反をした。コートレフェリーは、黒チームの 2 番を失格(レ ッドカードを示す)とし、フリースローを判定した。ゴールレフェリーは黒チームの 2 番に対し、2 分間退場と 7 m スローだと判定した。黒チームの 2 番への罰則と 再開方法はどれか。
17-4:計時が疑わしいとき、誰が正確な時間を決定するか。
17-5:報告書の作成が必要となるのは、どの罰則か。
17-6:競技中、レフェリーに話しかけることが許されるのは誰か。
17-7:競技の残り時間について、両レフェリーの見解が異なった。第一レフェリーである ゴールレフェリーはまだ 50 秒残っていると言い、コートレフェリーは 42 秒だと 言った。
17-8:競技開始時、どちらのレフェリーがコートレフェリーになり、ゴールレフェリーに なるのか。
17-9:両チームのプレーヤーが衝突し、両レフェリーが笛を吹いた。コートレフェリーは 攻撃側の違反(オフェンシブファール)を判定したが、ゴールレフェリーは防御側の 違反を判定した。このようなとき、どのように判定すればよいか。
第18条 タイムキーパー、スコアキーパー
18-1:競技規則にはタイムキーパーとスコアキーパーの役割分担について、どのように示 されているか。
18-2:白チームの 5 番は、明らかな得点チャンスを得ていた。ちょうどそのとき、白チー ムのチーム役員 A がタイムキーパーを侮辱したため、白チームの 5 番がシュート を打とうとした瞬間に、タイムキーパーは笛を吹いた。このチーム役員 A の行為は、 タイムキーパーしか気づいていなかった。
18-3:白チームのチーム責任者は両レフェリーと TD に気づかれないようにスコアキーパ ーを侮辱した。次の競技の中断時に、スコアキーパーはこの件をレフェリーに伝え た。
18-4:黒チームのフリースローライン付近で、白チームがボールを所持していた。TD は競 技を中断し、黒チームのチーム役員 A から侮辱されたとレフェリーに説明した。
18-5:黒チームのフリースローライン付近で、白チームがボールを所持していた。タイム キーパーは競技を中断し、白チームのチーム役員 A から侮辱されたとレフェリーに 説明した。このチーム役員 A の行為は、タイムキーパーしか気づいていない。
18-6:競技中、白チームのチーム役員 A はオフィシャル席のすぐ傍まで繰り返し近づき、 指示を出していた。そうこうするうち白チームのチーム役員 A は、そこからレフェ リーの判定に抗議したが、場内の騒音でレフェリーは抗議に気づかなかった。
18-7:タイムキーパーやスコアキーパーは、レフェリーが交代地域規定に反する行為に気 づかなかった場合、いつレフェリーに伝えるべきか。
18-8:白チームに違反があり TD が競技を中断した場合、黒チームのボールの所持で競技 は再開される。